ハンドレンジ
持ち得るハンドを範囲で考える
ハンドレンジとは
ハンドレンジとは、特定の状況でプレイヤーが持っている可能性のあるハンドの範囲です。ポーカーでは、相手のハンドを1つに特定するのではなく、レンジで考えることが重要です。
レンジの表記方法
基本的な表記
- ペア: AA, KK, QQ など
- スーテッド: AKs, QJs など(s = suited)
- オフスート: AKo, QJo など(o = offsuit)
- 範囲: 22+(22以上のペア)、ATs+(AT以上のスーテッドエース)
レンジ表記の例
タイトなUTGレンジ: AA, KK, QQ, JJ, TT, AKs, AKo, AQs
ルースなBTNレンジ: 22+, A2s+, K2s+, Q2s+, J6s+, T7s+, 97s+, 87s, 76s, 65s, 54s, A2o+, K9o+, Q9o+, J9o+, T9o
ポジション別の基本レンジ
UTG(最もタイト)
オープンレンジ: 約10-15%
- ペア: AA-TT
- スーテッド: AKs-ATs, KQs
- オフスート: AKo, AQo
ミドルポジション
オープンレンジ: 約15-20%
- ペア: AA-88
- スーテッド: AKs-A9s, KQs-KTs, QJs
- オフスート: AKo-AJo, KQo
カットオフ
オープンレンジ: 約25-30%
- ペア: AA-55
- スーテッド: A2s+, K9s+, Q9s+, J9s+, T9s, 98s, 87s
- オフスート: A9o+, KTo+, QTo+, JTo
ボタン
オープンレンジ: 約40-50%
- ペア: 22+
- スーテッド: A2s+, K2s+, Q5s+, J7s+, T7s+, 97s+, 87s, 76s, 65s
- オフスート: A2o+, K7o+, Q9o+, J9o+, T9o
レンジの構築
バランスの取れたレンジ
良いレンジには以下が含まれます:
- バリューハンド: 強いハンドでベット
- ブラフハンド: 弱いハンドでベット
- コールハンド: 中程度のハンドでコール
レンジの例(フロップCベット)
ボード: A♠7♦2♣
バリュー: AA, 77, 22, AK, AQ, AJ, AT, A9s, A8s ブラフ: KQs, QJs, JTs(バックドアドロー) チェック: 99-88, KJs, QTs
レンジ vs レンジ
エクイティの計算
自分のレンジと相手のレンジを比較して、勝率(エクイティ)を計算します。
例:
- ヒーロー: AA
- ビランのレンジ: QQ+, AKs, AKo
- ヒーローのエクイティ: 約82%
レンジアドバンテージ
特定のボードで、どちらのレンジが有利かを考えます。
例: ボード A♠K♥7♦
- UTGレイザー: AK, AA, KK が多い → 有利
- BTNコーラー: 77, A7s が多い → やや不利
レンジを絞り込む
アクションによる絞り込み
- プリフロップ: ポジションとアクションでレンジを設定
- フロップ: ベット/チェックでレンジを分ける
- ターン: さらにアクションでレンジを狭める
- リバー: 最終的なレンジを推測
例
状況: UTGレイズ → BTNコール → フロップ K♠Q♦7♣
UTGのCベットレンジ:
- バリュー: AA, KK, QQ, AK, KQ
- ブラフ: AJs, ATs, JTs
UTGのチェックレンジ:
- ショーダウンバリュー: JJ, TT, 99
- 諦め: A5s, A4s
レンジ思考の練習
- ハンドレビュー: プレイ後に相手のレンジを考える
- ソフトウェア: Equilabなどでレンジを可視化
- 実践: 実際のプレイでレンジを意識
Queen Pocket熊本では、レンジ思考を実践的に学べます。相手のレンジを読む力を磨きましょう!
